覗く眼球

　ブルドッグに関して、都市伝説めいたうわさを耳にした。
　なんと、目玉が落ちるらしいのだ。
　皮がたるんでいるから抑える力が緩いらしい。

　雷とかで驚くと、ポロッといくみたい。

　さらには、後頭部を強く叩いただけで落ちることもあるとか。

　それは、生物としての欠陥ではないのか？

　ちょっと信じられないな〜。神経とかどうなってんのかな？
　あ、落ちるっていうのは目からぶら下がるということなのか！？
　そーか、そういうことなら信憑性ほんのりアップだ。

　なるほど。ブルドッグは後頭部をパシンと叩くとゾンビみたいに目がでろんとハミ出るのか。
　それを飼い主は、"あらあら、この子最近まぶたが緩くってね"とか言って目の周りの皮を広げ、眼球をはめ込むのだ。

　野生の場合でも、何かの拍子でポロンと出ると、
　"まーた外れた。イタタタ……"等とコンタクト感覚でハメ直すのだ。

　……飼い主さんには悪いけど、一生飼う気がしない。
　誰かこれはガセだと言ってくれ〜！

　ちなみにこれは中学で作ったハンコ。