Period.RXの管理人、TOKIが日記として綴るブログです。
TOKIのニッキだから、トッキ。
be always next to you
2008
ちょっと小腹がすいたから、とりあえず降りてカップラーメン的なものを探してみた。そう、あれがすべての始まりだったんだ……。
いつもある場所にそれがない。それはつまりこの家のどこを探してもカップラーメンはないということを指していた。泣いて耐えよう、そう心に決めかけた時、赤い袋が目に入った。
それは、中国語で表記されたインスタントラーメンだった。よく海外へ行くおじがくれたもの。それを食おうと思ったのは言わずとも分かるだろう。
裏面を見てみる。完全には分からないが、大体の作り方は理解できる。まずはお湯を沸かし、麺を入れる。既にバッキバキに砕けた麺は予想以上に少なく、お湯が余りある。麺の破片が表面に浮かんでいるが少々の事は気にせず湯を捨てて調整した。
麺を入れて幾ばくか経った後、スープの元や油を入れる。まずはこの固形燃料みたいな油をどうにかしないといけない。
グラグラと煮え立つ湯の上にぶら下げていると油もいつもの調子を取り戻した。ほぐれてきたところで袋を切って投入。
パッケージの写真から、大きな袋には焼豚がそのまま入っているかと思いきや、高濃度のドロドロした液体と共に小さな肉の破片が隠れるように鍋の中へ消えていった。この段階で入れるのはあと一つ、袋に「~~温度計」と書かれた、入れるのをためらってしまう粉だ。惜しげもなく投入して全てをかき混ぜ、器に移す。最後にまた変な粉をまぶす。
麺は少ないのに、なぜかツユは濃い。
さて、まぁここまでやったんだから食べなければいけないんだろう。気が進まないにも程がある。さぁ、まずはスープから……。
……濃い。そして辛い。辛いにも色々あるが、それらが同時に来た。奥が深い。次は麺だ。もたもたしていたから大分柔らかい。……と、なぜか舌がシビれてくる感覚に襲われた。そう、最近なぜか辛い物を食べると舌がおかしくなる。それとはまた違う感覚のような気がするが、まぁそんなもんなんだろう。
普通に食っていると、口の中に残るものがあった。赤い何かの皮のようなもの。別にこんなの普通なんだろう。不快だったら出せばいいだけの話だ。
……いよいよ肉にとりかかる。こんなに食の進まない肉は久しぶりな気がするが、とにかく食ってみよう。……噛んだら崩れるくらい柔らかい。
高いのだろうか?などと思っているとビニールの匂いがふと漂った。いや、気のせいかもしれない。必死に、これを作る遠い中国の母を思い浮かべる。そう、これはただスーパーで買って来ただけのラーメンだ。息子もしくは娘のために中国の母は昼にこれを作って食べさせてあげる、彼らにとってこれはただの日常なのだ。食って死ぬようなものであれば売られていないだろう。それなのに俺が騒いでどうする。そう、腹の具合が悪いような気がするのもただの暗示だ。あまり栄養になってないような気がするのも気のせいだ。だからさっさと治れ腹痛よ。
頭痛もただ昨日と今朝のがタイミング良くぶり返しただけだ。俺の体は至って健康だ。でもせめて、この油の膜が張った粉っぽいスープは残して良いですか?
いつもある場所にそれがない。それはつまりこの家のどこを探してもカップラーメンはないということを指していた。泣いて耐えよう、そう心に決めかけた時、赤い袋が目に入った。
それは、中国語で表記されたインスタントラーメンだった。よく海外へ行くおじがくれたもの。それを食おうと思ったのは言わずとも分かるだろう。
裏面を見てみる。完全には分からないが、大体の作り方は理解できる。まずはお湯を沸かし、麺を入れる。既にバッキバキに砕けた麺は予想以上に少なく、お湯が余りある。麺の破片が表面に浮かんでいるが少々の事は気にせず湯を捨てて調整した。
麺を入れて幾ばくか経った後、スープの元や油を入れる。まずはこの固形燃料みたいな油をどうにかしないといけない。
グラグラと煮え立つ湯の上にぶら下げていると油もいつもの調子を取り戻した。ほぐれてきたところで袋を切って投入。
パッケージの写真から、大きな袋には焼豚がそのまま入っているかと思いきや、高濃度のドロドロした液体と共に小さな肉の破片が隠れるように鍋の中へ消えていった。この段階で入れるのはあと一つ、袋に「~~温度計」と書かれた、入れるのをためらってしまう粉だ。惜しげもなく投入して全てをかき混ぜ、器に移す。最後にまた変な粉をまぶす。
麺は少ないのに、なぜかツユは濃い。
さて、まぁここまでやったんだから食べなければいけないんだろう。気が進まないにも程がある。さぁ、まずはスープから……。
……濃い。そして辛い。辛いにも色々あるが、それらが同時に来た。奥が深い。次は麺だ。もたもたしていたから大分柔らかい。……と、なぜか舌がシビれてくる感覚に襲われた。そう、最近なぜか辛い物を食べると舌がおかしくなる。それとはまた違う感覚のような気がするが、まぁそんなもんなんだろう。
普通に食っていると、口の中に残るものがあった。赤い何かの皮のようなもの。別にこんなの普通なんだろう。不快だったら出せばいいだけの話だ。
……いよいよ肉にとりかかる。こんなに食の進まない肉は久しぶりな気がするが、とにかく食ってみよう。……噛んだら崩れるくらい柔らかい。
高いのだろうか?などと思っているとビニールの匂いがふと漂った。いや、気のせいかもしれない。必死に、これを作る遠い中国の母を思い浮かべる。そう、これはただスーパーで買って来ただけのラーメンだ。息子もしくは娘のために中国の母は昼にこれを作って食べさせてあげる、彼らにとってこれはただの日常なのだ。食って死ぬようなものであれば売られていないだろう。それなのに俺が騒いでどうする。そう、腹の具合が悪いような気がするのもただの暗示だ。あまり栄養になってないような気がするのも気のせいだ。だからさっさと治れ腹痛よ。
頭痛もただ昨日と今朝のがタイミング良くぶり返しただけだ。俺の体は至って健康だ。でもせめて、この油の膜が張った粉っぽいスープは残して良いですか?
PR
Post your Comment
プロフィール
HN:
TOKI
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/09/02
職業:
シャトルの観察
趣味:
バドミントン
自己紹介:
広く浅くをモットーに、好奇心を武器に日々生きてきた。
マッシュアップに興味がありまする。
:::好きなモノ:::
・音楽
・甘いもの
・辛いもの
・バドミントン
・パソコン
・音楽
・筆ペン
マッシュアップに興味がありまする。
:::好きなモノ:::
・音楽
・甘いもの
・辛いもの
・バドミントン
・パソコン
・音楽
・筆ペン
ブログ内検索
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
アーカイブ
カテゴリー